So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

チャットモンチー(2011年2月27日・大阪BIGCAT) [ライブレポート]

チャットモンチー
2011年2月27日
大阪BIGCAT
(橋本塁 presents LIVE EVENT「SOUND SHOOTER Vol.6」)

セットリスト
1,ここだけの話
2,Last Love Letter
3,少年のジャンプ
4,染まるよ
5,バースデーケーキの上を歩いて帰った
6,バスロマンス
7,恋愛スピリッツ
8,風吹けば恋

Encore
9,シャングリラ



チャットモンチー、2011年の初ライヴ。カメラマンの橋本塁さん主催のイベントです。

今日は4バンド出演で、チャットモンチーの出番は最後でした。



年末以来2ヶ月ぶりのチャットモンチーのライヴ。少し時間が開いたためか、他のバンドと比べてチャットモンチーのどこが自分にとって特別なのか? 感情移入しすぎて音楽を冷静に判断できてないんじゃないか? なんてことを考えながらライヴを見ていました。

他の出演バンド。どのバンドも悪くなくて、やっぱり自分がチャットに入り込みすぎてるだけで、そんな特別な音楽じゃないんじゃないかなんて考えていると、いよいよチャットモンチーがステージへ。



1曲目「ここだけの話」。1音目が鳴った瞬間に、なんというか安心しました。

やっぱりチャットモンチーの音楽には、自分が音楽に求めるものが全て含まれている気がして。

今日の演奏、1曲目はまだ試運転な印象で、いつものキレが出し切れていないと感じましたが、それでもチャットモンチーの魅力は十分に詰まっていました。

それぞれの楽器の分離感と、分離しているんだけど、そこから生まれてくるグルーヴ感。全ての音と言葉に羽がはえてる感覚。この感覚、日本のバンドからは、あんまり感じられないんだよなぁ。



今日は新曲も2曲やってくれました。「少年のジャンプ」と「バースデーケーキの上を歩いて帰った」。

「少年のジャンプ」は年末のライヴでも披露されてましたが、「バースデーケーキの上を歩いて帰った」はライヴで初披露です。

「少年のジャンプ」は今の時点でも大好きな曲なんですが、「バースデーケーキの上を歩いて帰った」も良かったです。ラジオで聴くのより、やっぱりライヴは良い!

この2曲、実験的なのにどこまでもポップで。音楽的に常に未来に向かっていて、チャットモンチーのこういうところに心から感動してしまいます。



「バースデーケーキの上を歩いて帰った」の前に、ちょっと長めのMC。

あっこ「今日は私の兄、橋本塁が主催する…あっ!全然、反応してない(笑)、SOUND SHOOTERにお越しいただき、本当にありがとうございます。

なんか、えっちゃんも兄弟なんじゃないかっていう噂がありましたけど。」

えっちゃん「…うん。

そう、橋本って、なんかこの世界で珍しい気がして…その、日本っていうことじゃなくて、業界というか、その…んっ…いいです。」

今日もグダグダでした



今日はライヴを見ていろいろと思うところがありました。自分はポップなバンドよりも、実験的で未来へ向かうバンドが好きなんだなと。

ポップであるというのは、多くの人の耳に馴染みやすいという意味だと理解しています。そして、その馴染みやすさの基準は、過去に聴いてきた音楽から作り上げられるでしょう。(もちろん先天的に好きな響き、リズムというものもあるのかもしれない)

過去のパーツの組み合わせだけで作られる音楽の多いこと、多いこと。もちろんそういう音楽が悪いと言ってるわけじゃありません。

ただ、僕個人の好みとして、「パンクファンのためのパンクバンド」や「ポストロックファンのためのポストロックバンド」は聴きたくないし、そういう過去の音楽のデータベースを更新しようと、戦いを挑むようなバンドが好きなだけです。

チャットモンチーはまさにそういうバンド。その勇気と好奇心と音楽の素晴らしさに、いつも感動します。



アメリカにはインディーズにこういうバンドがたくさんいるんだけどなぁ。

最近はThe DodosやPit Er Patなんてバンドをよく聴いてます。どちらもそれなりにキャリアのあるバンドですが。

チャットモンチー(2010年12月30日・RADIO CRAZY) [ライブレポート]

チャットモンチー
2010年12月30日
インテックス大阪
(FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY)

セットリスト
1,青春の一番札所
2,親知らず
3,Last Love Letter
4,ここだけの話
5,染まるよ
6,シャングリラ
7,風吹けば恋
8,少年のジャンプ(新曲)



セトリは新曲の「ラストキス」が外された以外は昨日と一緒でした。

チャットモンチーはL-STAGEの一番目で、12:20にステージへ。まだ昼間なので、えっちゃんが「こんにちは。チャットモンチーです。」と挨拶。



1曲目は「青春の一番札所」。この曲も中野サンプラザからどんどんこなれていってます。イントロから各楽器が分離した感じなのに、サビから緩やかにグルーヴしてくのがたまんないです。

えっちゃんのテレキャスもいい鳴りしてる!



3曲目「Last Love Letter」の後のMC。

あっこ「今年を振り返ってみようと思うんですけど、まず3月にアメリカにツアーに行ったのが、今年大きかったことのひとつで、もうひとつはカップリングだけのツアーをやって、すっごいたくさんの人が来てくれたこと。

あと三つ目は、そのツアーが終わったあとに私たちの地元徳島にこもってレコーディングして、そのミニアルバムが10月に出ました!

久美子は愛媛出身なので、マンスリーレオパレスから通ってました。」

クミコン「マンスリーレオパレスで、レンタカーを借りてスタジオに通うという…」

という話の流れから、そのミニアルバムからの曲「ここだけの話」。

この曲もライブをやればやるほど良くなっていってると思います。最初に聴いた時はポストロック的な、ロックのノリをあえて外すようなぎこちない印象でしたが(個人的にはこういうぎこちない人工的なリズムも好きです)、阿波おどり的というか盆踊り的というか、日本人に馴染む新しいリズムだなぁと思うようになりました。

けっこうリズムは複雑なことをやってるのに、自然と体がリズムに馴染んできます。リズムをロック的な後取りじゃなくて、前のめりにしてるのがいいなぁと思います。



5曲目「染まるよ」のあとには今日もクミコン(くみっち?)の謎かけ。

クミコン「2011年の大阪とかけまして…」

あっこ&オーディエンス「2011年の大阪とかけまして…」

クミコン「忘年会に必ず必要な人、とときます。」

あっこ&オーディエンス「忘年会に必ず必要な人、とときます。その心は?」

クミコン「めっちゃいい感じ。」

今日はちょっと間があいてから、少しずつオーディエンスがわく感じでした。自分もそうでしたが、理解するのにちょっと時間がかかってしまった



今日も最後は新曲の「少年のジャンプ」。

昨日も書きましたが、チャットモンチーの新しいモードを感じさせる曲です。クミコンのドラムがとにかくすごい!

早く音源化してほしいです。

チャットモンチー(2010年12月29日・COUNTDOWN JAPAN 10/11) [ライブレポート]

チャットモンチー
2010年12月29日
幕張メッセ
(COUNTDOWN JAPAN 10/11)

セットリスト
1,青春の一番札所
2,親知らず
3,Last Love Letter
4,Last Kiss(新曲)
5,ここだけの話
6,染まるよ
7,シャングリラ
8,風吹けば恋
9,少年のジャンプ(新曲)



チャットモンチーの3人がステージに上がると、まずえっちゃんが「こんばんは。チャットモンチーです。」と挨拶。

1曲目は「青春の一番札所」。

ギターの高音がいい感じに鳴ってるのと、ドラムのリズムがハネ気味で分散してるように聞こえるところが最高にかっこいいです。

先日の中野サンプラザと同じく、サビの後の手拍子を長めにとります。曲の最後も、サビ後の手拍子のようにオーディエンスがずっと手拍子を続けて、曲が終わってるのに手拍子だけが続きました。

その状況に、えっちゃんがちょっと困ったように「ありがとう」。



3曲目「Last Love Letter」の後のMC。

あっこ「今年の秋から、来年の3月に出す4枚目のアルバムに向けて、ずっと制作をしてきました。その曲を今からやっていいですか?」

会場は大歓声。

あっこ「どういうアルバムかを、ちらっとだけでもどうですか?」

えっちゃん「一言で言うと…今までのなかで、一番明るい…ん〜…

今までのチャットモンチーのアルバムのなかで一番明るいというか、なんだろう…希望というか、望みがあるというか、救われるというか…ちょっと長くなってしまったんですけど(笑)

そういうなんか、ちょっとでも笑えるようなアルバムになったと思います。」

クミコン「うまいこと言いよったなぁ。少しでも笑えるというのは、ほんまにそうで、ほんとに明るい気持ちになれる、2011年いいこと起こるよっていう、そんなアルバムです。」

あっこ「ただ、次の曲は明るくないやつなんですけど(笑)」


というMCから演奏されたのは、ニューアルバムに収録予定の新曲「ラストキス」。

この曲、暗いというわけではありませんが、明るいって感じの曲ではありません。中野で演奏された時には「冬っぽい」「チョコレートのCMソングみたい」って紹介してましたが、確かに冬限定のチョコレートのCMソングになりそうな曲調です。



6曲目「染まるよ」の後に、最近恒例になってきているクミコンの謎かけ。

クミコン「2011年の日本とかけまして…」

あっこ&オーディエンス「2011年の日本とかけまして…」

クミコン「どら焼を買ってもらった子供とときます。」

あっこ&オーディエンス「どら焼を買ってもらった子供とときます。その心は?」

クミコン「ケーキがいい!」

会場は大歓声!

今までのクミコンの謎かけの中でも、最も完成度が高かったんじゃないかと思います。このあとクミコンが「もう一個やっていい?」と言って、もうひとつ謎かけをやったんですが、こっちはいつも通りざわつく感じだったので、ここでは割愛で(笑)



最後の9曲目にも新曲「少年のジャンプ」。

この曲も先日の中野でも演奏されてましたが、突き抜けていくような明るさのある曲です。えっちゃんがニューアルバムを「今までのチャットモンチーのアルバムで一番明るい」と紹介しましたが、この曲はそういうアルバムのコンセプトに近いんじゃないかと思います。

リズムもアップテンポで、えっちゃんのボーカルも高音が気持ち良く抜けていきます。この曲も後半のクミコンのドラムが半端ないことになってます。



全くの私事ですが、今日でこのブログを始めて2年になりました。よく2年も続いたなぁ。

今後ともよろしくお願いします!そして明日は大阪に行ってきます!

チャットモンチー(2010年12月18日・中野サンプラザ) [ライブレポート]

チャットモンチー
2010年12月18日
中野サンプラザ
(サンタが中野にキスをした)

セットリスト
1,青春の一番札所
2,親知らず
3,Last Love Letter
4,Make Up! Make Up!
5,ここだけの話
6,キャラメルプリン
7,My Sugar View
8,海から出た魚
9,Last Kiss(新曲)
10,迷迷ひつじ
11,東京ハチミツオーケストラ
12,夕日哀愁風車
13,湯気
14,風吹けば恋

Encore
15,シャングリラ
16,少年のジャンプ(新曲)
17,ハナノユメ
18,やさしさ



客電が落ち、「赤鼻のトナカイ」が流れます。曲に合わせて、ステージ上が少しずつクリスマスのイルミネーションのようにライトアップ。ドラムセットとアンプにも電飾が付けられてます。

曲が「ジングルベル」に変わり、遂にチャットモンチーがステージへ。



1曲目は「青春の一番札所」。

ギターの音がCDよりも伸びやかで生々しいです。クミコンのドラムは、ポストロックみたいな少しぎこちないイントロから、サビでは一気にピタリと合わせて、ロック的なうねりを生む感じが最高にかっこいい!

あっこのベースも潰れずにはっきりと聞こえてきて、やっぱエレキのチャットモンチーはいいなぁと。最近、アコースティックばかり見てた反動もあるとは思いますが。

1回目のサビのあとの手拍子を長めにやっていて、その時の会場の雰囲気も良かったです。



2曲目「親知らず」から4曲目「Make Up! Make Up!」まで、MCなしで一気に突っ切ります。

「Make Up! Make Up!」のあとのMC。

あっこ「今日はクリスマスのイベントということで、細かいプレゼントがあるので、皆さん最後まで楽しんでください。そして私たち、10月にミニアルバム『Awa Come』というのを発売しまして、それからしばらくワンマンやってなかったので、今からその曲やってもいいですか?」



5曲目「ここだけの話」。この曲は今年の夏フェスから披露されていますが、ライヴで聴くたびに新しい発見があります。チャットモンチーの演奏も少しずつ変わっているのかもしれませんが。

この曲、ロック的な弱強弱強っていうリズムじゃなくて、曲全体を通してアクセントが表になってるんですが、このノリが独特で。個人的に、リズムが前のめりになって、粘りやうねりが無くなってしまうバンドは好きじゃないんですが、この曲にそういう印象は全くありません。

むしろ今までに聴いたことがないグルーヴとノリがあって、ポストロック的、現代音楽的と言ってもいいぐらいに独特でモダンな曲だと思ってます。



6曲目「キャラメルプリン」、7曲目「My Sugar View」と『Awa Come』からの曲が続きます。

「キャラメルプリン」はきっとライヴで映える曲なんだろうと思ってたけど、全体のざらついた音色がやっぱりライヴの方がしっくりきました。あと個人的には、"月と雲がごっつんこ"って歌詞のあとの、クミコンのバスドラの使い方がすごいと思います。



8曲目「海から出た魚」のあとのMC。

クミコン「3月23日に!フルアルバムが出ます!えぇ〜、絶賛制作中ですね、今ね!」

あっこ「まだ制作してるんですけど、出ることは決まっているという厳しい世の中です(笑)」

えっちゃん「でも、あとちょっとやもんな。」

あっこ「どんな感じですか?リーダー。」

えっちゃん「あと1曲と…」

あっこ「内容よ!笑」

えっちゃん「内容は…あのぉ、やっぱり暗い出来事が多いなかで、それを聴いたときに、ええかなぁって思えるようなアルバムを目指してやろうっていう話になって、そして取りかかったのが今年の秋で、そして1曲とちょっと残って…」

あっこ「それはどうしても言いたいんや(笑)」

クミコン「その暗い世の中の流れは初めて聞いたけどな。」

あっこ「わたしも(笑)」

そして9曲目に演奏されたのはニューアルバムに収録される新曲。えっちゃんがタイトル言ってたんだけど、微妙に聞き取れなかったですLast Kissみたいな感じだったと思いますが。

新曲のあとのMCでは、4月から全国ツアーが始まるという告知が!



12曲目には「夕日哀愁風車」。

あっこ「今日ツイッターで、やってほしい曲を募ったんですよ。で、今からそれで1位になった曲をやりたいと思うんですけど、ひとつだけ言っといていいですか?絶対なんかの陰謀やと思うんですけど、私たちが避け続けてきた曲なんですよ!

なんというか10年前の曲なんですよ。リリースもしてるけど、歌詞的に27〜28才が歌うものじゃないんですけど(笑)」

この曲もライヴで初めて聴きましたが、めちゃくちゃ良かったです。曲的にも歌詞的にも今のチャットモンチーは作らなそうですが、一音目から音の厚みと疾走感がありました。

その後も「湯気」「風吹けば恋」と続いて、最高に盛り上がったところで本編が終了。



アンコールではサンタの格好をした2人と、トナカイの着ぐるみを着た1人がステージへ。サンタがギターとベースへ、トナカイがドラムに向かいます。

会場が、えっ?チャットモンチー?みたいな空気のままサンタがもう1人出てきて「シャングリラ」の演奏を始めます。この4人は今日のオープニングアクトをつとめたOKAMOTO'Sでした!

そのまま「シャングリラ」を演奏し続けますが、途中でチャットモンチーがステージに戻ってきて終了となりました。

「誰やあいつら」みたいなコントみたいなやり取りもありつつ、今度はチャットモンチーが「シャングリラ」を演奏。



今日はアンコールが長めで、4曲やってくれました。

あっこ「私たち、けっこう昔から新曲やりたがりだったんですけど、なんかおっきい会社に入ってから、あんまりできなくなっちゃって(笑)
でも、今日はやりたいと思います。」

ということで新曲をもう1曲やってくれました。正確な表記はわからないけど、タイトルは「少年のジャンプ」。

アップテンポな曲で、リズムも基本的にはシンプルなんですが、チャットモンチーらしいハネやうねりが感じられる曲です。曲の最後のクミコンのドラムがすごかった!

今日演奏された新曲2曲とも、過去の曲に例えにくい曲で、新作はまたカラフルな作品になってるんじゃないかと期待が高まります。

新曲も過去の曲も聴けて、良いライヴでした!

チャットモンチー(2010年11月23日・Billboard Live TOKYO [2ndステージ]) [ライブレポート]

1stステージ終了後、21:00から2ndステージのスタート。今回のアコースティックライブもこれが最後のステージです。



チャットモンチー
2010年11月23日
Billboard Live TOKYO [2ndステージ]
(PremiumアコースティックLIVE 〜五年目の浮気〜)

セットリスト
1,ここだけの話
2,ツマサキ
3,ハイビスカスは冬に咲く
4,東京ハチミツオーケストラ
5,素直
6,レストランメドレー(お調子者 〜 マイネオムーン イズ ヒア 〜 夢心地 〜 BETSUBARA)
7,LOVE is SOUP
8,メッセージ
9,染まるよ
10,サラバ青春

Encore
11,また、近いうちに
12,バスロマンス



一連のアコースティックライブはMCが長く、いつも以上に和やかな雰囲気。演奏面は、曲がすっぴんになるというか、メロディーや曲の強さが前景化してくるのだと予想してましたが、それ以上にステージを重ねるごとにグルーヴ感が向上していって、いろいろな部分が洗練されていって、見ていて毎回ワクワクしていました。

4曲目「東京ハチミツオーケストラ」で、クミコンがイントロの叩き方をちょっと変えてたり。



レストランシリーズメドレーの後にはちょっと長めのMC。ちなみに4曲を繋ぐこのメドレー、時間的には10分弱だったと思います。

食べ物の曲が続くので、MCではビルボードのごはんの話を。

クミコン「ビルボードのごはん、さっき私たちも楽屋で食べたんですけど、おいしすぎて、わたし大阪でね、チャーハン全部食べてなくなったんですけど、もう一回作ってもらったんですよ。もう一回食べたいと言って、もう一回作ってもらって食べたという…」

あっこ「ただ、ピラフやけどな、あれ。」

会場もメンバーも爆笑。

あっこ「チャーハンって!」

えっちゃん「そうそう、めっちゃ気になってた。」

クミコン「ごめんごめんごめん。ピラフ、ピラフ(笑)」

あっこ「炒めたメシは全部チャーハンか!」

クミコン「笑ってできんくなるけん(笑)」

あっこ「この人、クラリネット吹くでしょ?お腹いっぱいやったら無理じゃもぉ〜、とか言って、さっきもしこたま食べてましたけどね。」

えっちゃん「それで自分のこと学習せんやつやなって言ってた。久美子、学習せんのよ〜、って言ってましたよ。」

クミコン「えっちゃん、今日めっちゃ喋るなぁ。」

あっこ「今日どうしたん?今日よう喋るなぁ。」

えっちゃん「なんか、こう…アコースティックはすごく…ええもんやなぁと思いました。」

クミコン「あんな頑なに嫌がってたのになぁ。バンド以外ではアカンって言っとったのになぁ。」

えっちゃん「エレキの時はMCで喋るのがすごい嫌でぇ…エレキの時はワンっ!って歌うから、そのあとにヘナっとした声でMCするのが、すごい嫌なんですよね。テンションが下がるんですよね、自分のMCに。」

あんまり細かいところは覚えてませんが、実際にはもっといろいろ喋ってました。話の内容も、いつもより3人とも素が出てる感じです。

それにしても「ロックバンドだからアコースティックはアカン」って頑なだったところが、えっちゃんらしいなぁ。



「メッセージ」のあとの祝電。今日はチャットモンチーの所属事務所Sony Music Artistsの方からでした。

9曲目「染まるよ」。橋本F高橋の時からステージを重ねるごとに、研ぎ澄まされていっています。音数は少ないのに、スカスカな印象は与えず、むしろ隙間も音楽の一部になっているようです。

「染まるよ」に限らずですが、エレキの時も圧倒的だけど、アコースティックになってもその場が全て音楽になって、自分も音楽の一部になっているような心地よさがありました。



アンコールの「バスロマンス」が終わったのは22:30頃。クミコンがライブのどこかで言ってましたが、MCが長くてだいぶ時間が押していたらしいです。

そういえば今回のプレミアムライブでは、毎回チャットモンチーからのプレゼントということで、レコード盤のデザインのコースターが各席に置かれていました。



チャットモンチー(2010年11月23日・Billboard Live TOKYO [1stステージ]) [ライブレポート]

ネタバレを含みます。



五年前の11月23日、チャットモンチーのデビューミニアルバム「chatmonchy has come」が発売になりました。今日は11月20日の大阪公演に続き、ビルボードライブ東京にてデビュー五周年ライブです。

ビルボードライブ東京は六本木の東京ミッドタウンの中にあって、やはりものすごい大人な雰囲気のところでした。



チャットモンチー
2010年11月23日
Billboard Live TOKYO [1stステージ]
(PremiumアコースティックLIVE 〜五年目の浮気〜)

セットリスト
1,ここだけの話
2,ツマサキ
3,ハイビスカスは冬に咲く
4,東京ハチミツオーケストラ
5,素直
6,レストランメドレー(お調子者 〜 マイネオムーン イズ ヒア 〜 夢心地 〜 BETSUBARA)
7,LOVE is SOUP
8,メッセージ
9,染まるよ
10,サラバ青春

Encore
11,また、近いうちに
12,バスロマンス



1stステージは18:00に開演。演奏が始まると、チャットモンチーの後ろの幕が上がっていきます。なんとステージの後ろは全面ガラス張り!

ビルボードがあるのは4階なので高層ではありませんが、ステージと六本木の夜景のコントラストがものすごく綺麗です。まるでステージが空に浮かんでいるみたいに。

3公演目なので、今までより演奏に余裕が出てきているように感じました。自分も3公演目なので、かなり演奏に集中して聴けました。



4曲目「東京ハチミツオーケストラ」のあとには、あっこがピアノ、クミコンがクラリネットに楽器を替えるのでポジションチェンジ。ピアノとクラリネットでチューニングもします。

その繋ぎのため?にえっちゃんが小さい声で「ようこそー…」と言ったり。大阪の時もそうでしたが、今回のライブはMCが長めで和やかに進行していきます。

ポジションチェンジして5曲目に演奏されるのは「素直」。この曲、基本的にあっこのピアノとクミコンのクラリネットしかないのに(イントロと間奏のピアノのメロディーは、えっちゃんがあっこの隣に行って弾く)、ちゃんとチャットモンチーのグルーヴが成立してるところがすごい!



今回のアコースティックライブ、見る前までは「アコースティックだし、きっとメロディーが際立つんだろうなぁ」と予想してました。ロックバンドのアンプラグドってそういうのが多いし。でも、チャットモンチーは違った。いい意味で期待を裏切られました。

「メロディーを追う」とか「なんとなくその音が耳に心地いい」とか「歌詞に共感!」とか…そういうのとは違う音楽の楽しみを与えてくれます。抽象的だけど、目には見えない「音楽」が呼吸をして、鼓動を打って、そこにいる感覚。しかもその「音楽」の手触りが、普段のエレキの時とは全く違って…このバンドには、自分が音楽に求めるもの全てがあるように思えるんです。

話がそれました



素直のあとのMC。

クミコン「こういうところでやるのは初めてだし、アコースティックオンリーでやることが初めなので、今回の五年目の浮気という…ロックバンドから浮気して、アコースティックだけでやりますってことなんで。最後まで楽しんでってください。」



8曲目の「メッセージ」。演奏前のMCでは、この曲は今回3年ぶりぐらいに演奏すること、最後の方の歌詞を変えたことを説明します。

大阪から数えて3ステージ目。アコースティックだけど、演奏にダイナミズムが増してきてるのが分かります。アコースティック編成での(エレキの時とは違う)グルーヴの出し方を、ぐんぐん身につけていっているような印象です。



「メッセージ」のあとには祝電披露があり、今日はキューンレコードの社長からでした。祝電は毎回、クミコンが読み上げています。

この祝電の最後が「あっこ、毎晩フラフラしてんじゃねえぞ!」で終わってたんですが、あっこは社長と夜バッタリ会うことが多いらしいです。

クミコン「社長と同じ道を歩いてるってこと?」

あっこ「っていうか、社長なにしてんねん!」



アンコールでは、まずえっちゃんが1人でステージへ。

えっちゃんが弾き語る「また、近いうちに」も良いんですが、そのあとに3人揃って「バスロマンス」を演奏するのがとても良いです。

やっぱりチャットモンチーは3人でチャットモンチーなんだ!っていうのがわかって。

チャットモンチー(2010年11月20日・Billboard Live OSAKA [2ndステージ]) [ライブレポート]

ネタバレありです。



ビルボードライブ大阪、1stステージに続き、20:00開場・21:00開演で2ndステージがスタート。ちなみにチケットはそれぞれ必要になります。



チャットモンチー
2010年11月20日
Billboard Live OSAKA [2ndステージ]
(PremiumアコースティックLIVE 〜五年目の浮気〜)

セットリスト
1,ここだけの話
2,ツマサキ
3,ハイビスカスは冬に咲く
4,東京ハチミツオーケストラ
5,素直
6,レストランメドレー(お調子者 〜 マイネオムーン イズ ヒア 〜 夢心地 〜 BETSUBARA)
7,LOVE is SOUP
8,メッセージ
9,染まるよ
10,サラバ青春

Encore
11,また、近いうちに
12,バスロマンス



21時から始まった2ndステージ。セットリストは1stステージと同じです。なので、1stステージよりも余裕を持って聴けました。

1曲目「ここだけの話」。アレンジはテンポがほんの少しゆっくりですが、普通のバージョンとそれほど変わりません。アコースティックになっても、メリハリがあって疾走感が出ていました。



4曲目「東京ハチミツオーケストラ」。この曲ではあっこがベースでコード弾きというか、複数の弦を叩きつけるように弾いていて、曲全体にパーカッシヴな印象を与えています。

サビまではそれぞれのリズムが分散した感じで進んでいくのに、サビに来ると音楽が呼吸をしているようなグルーヴ感。このメリハリが凄いです。



「素直」の前のMC。あっこが前の方のお客さん何人かに「どちらからお越しですか?」と聞いてましたが、福岡とか三重とか徳島とか、みんな遠征組の人たちでした。

「素直」のあとのMCでは、オリジナルカクテルの紹介。その中に「すだち酒で乾杯」というのもあるんですが、すだち酒を製造している松浦酒造さんのご協力により、今回のカクテルも実現したそうです。

ちなみに「すだち酒」は商標名らしく、「青春の一番札所」で「すだち酒で乾杯〜♪」という歌詞を使えたのも、松浦酒造さんの許可があったからみたいな話もしてました。



メドレーの後のMC。

あっこ「(BETSUBARAの歌詞が)洋菓子の時は'るんるん'で、和菓子の時は'ほいほい'なんですよ。」

クミコン「なんとなく和菓子の時は'ほい'かなぁ、と思って。」

あっこ「あの曲、10分ぐらいでできたよな?」

クミコン「お菓子の名前、3人でバァーっと考えてぇ…」

あっこ「えっちゃんがみたらしと何とかを入れ替えたいとか、けっこうこだわってたよな。」



「レストラン続きの曲を、次も食べ物の曲をやりたいんですけど…大丈夫ですか?」というクミコンの言葉から、7曲目に「LOVE is SOUP」。

この曲は間奏にドラムソロみたいな部分がありますが、クミコンはCDより手数を減らしていました。音は少ないですが、タムを効果的に使って、リズムを分散させていました。

クミコンのこういうところが好きですね。やっぱりジョン・ボーナム的、デイヴ・グロール的なドラマーなんだなと思いました。とにかく速く!とか、とにかく複雑に!とかじゃなくて、今後も音の配置でグルーヴを作っていく方向性を突き詰めていってほしいです。



8曲目の「メッセージ」。

最後の方の歌詞を変えたということですが、あっこは「救われない感じで終わる曲だったので、ちょっと救ってやろうかなって。そういうのもありかなって。」と言ってました。

最後の方の歌詞を集中して聞いてたら、確かにCDに入っているのとは変わってます。正確には全て覚えてませんが、最後のフレーズは「あなたのもとへ飛んでいった」になってました。

「メッセージ」のあとには、お祝いの電報を紹介。キョードー西日本の方と、ディレクターのきくりんから。1stステージでは、キューンレコードの方からの電報が読まれていました。



10曲目「サラバ青春」のピアノの前奏部分では、えっちゃんがたどたどしく結婚式の挨拶のようにお礼を言っていて、会場から笑いがおこってました。

えっちゃん「えぇ、皆さん今日は、3人にとっての新しい旅立ちの日にお越しくださり、まことに恐れ入ります……ありがとうございます。間違えた(笑)。

これからも、3人で力を合わせて頑張ってまいりますので、皆さん応援よろしくお願いします。」



アンコールでは1stステージと同じく、最初にえっちゃんだけステージへ。1人で「また、近いうちに」を弾き語ります。

この演奏も良かったんですが、それ以上に「また、近いうちに」が終わったあと、あっことクミコンが入ってきた時の、ほっとしたような嬉しそうなえっちゃんの笑顔が印象的でした。

あっこ「1人いいですね。いいやん?」

えっちゃん「全然やで!1曲しかできんよ!」

そして、3人揃って最後に「バスロマンス」を演奏して、2ndステージも終演となりました。

チャットモンチー(2010年11月20日・Billboard Live OSAKA [1stステージ]) [ライブレポート]

ネタバレあります。



ビルボードライブ大阪にて行われたチャットモンチーのデビュー五周年ライブ。11月23日には東京のビルボードライブでもあります。

ビルボードライブには初めて行きましたが、大人のジャズクラブって感じで、ちょっと引くぐらい良い雰囲気のところでした。ライブを見ながら食事をしたり、お酒を飲んだりできます。

下北のカフェや吉祥寺の銭湯とはだいぶ雰囲気が違いました。いつもはラフな格好のチャットのスタッフさんたちも、今日はスーツ着用です。

ちなみに今日の大阪も3日後の東京も、1日に2公演やります。



チャットモンチー
2010年11月20日
Billboard Live OSAKA [1stステージ]
(PremiumアコースティックLIVE 〜五年目の浮気〜)

セットリスト
1,ここだけの話
2,ツマサキ
3,ハイビスカスは冬に咲く
4,東京ハチミツオーケストラ
5,素直
6,レストランメドレー(お調子者 〜 マイネオムーン イズ ヒア 〜 夢心地 〜 BETSUBARA)
7,LOVE is SOUP
8,メッセージ
9,染まるよ
10,サラバ青春

Encore
11,また、近いうちに
12,バスロマンス



18時から始まった1stステージ。1曲目は「ここだけの話」。

さすがに音響が素晴らしく、聴きやすかったです。アコースティックギターの音がピッキングニュアンスまで伝わるようでした。



2曲目は「ツマサキ」。この2曲は橋本F高橋も演奏してましたが、その時よりもアンサンブルが絞りこまれていて、明らかにモードが切り替わっていました。橋本F高橋の緩くて隙がある感じもいいなぁ、とも思ったり。



ビルボードライブは、ステージと客席との距離がめちゃくちゃ近かったです。「東京ハチミツオーケストラ」のあとのMCで、あっこが近くのお客さんに「今日はどちらからお越しですか?」と聞いたり、クミコンが「(手が届くぐらい近いので)ピザもらえそう」とか言ってました。

5曲目「素直」では、あっこがピアノ、クミコンがクラリネットへ。ピアノがSTEINWAYでした!

橋本F高橋の時にも感じていましたが、えっちゃんはアコースティックの時、発声法をいつもとちょっと変えてるかな、と思いました。裏声を使って、高音を無理なく伸びやかに出します。

いつもの突き刺さるような感じはなくなりますが、透明感のある伸びやかな声で、改めて凄いボーカリストだなと。



「素直」のあとのMC。

あっこ「今日はビルボードということで、スペシャルなメニューを用意してるんですよ。」

クミコン「そうなんですよ。(メニューを出しながら)ババン!」

今日は「すだち酒で乾杯」「バスロマンス」「COOL AWA」「恋愛スピリッツ」という4種類のカクテルが用意されていました。



あっこ「チャットモンチーはですね、けっこうDVDを出してきてて、それがシリーズ化してきてたんですけど、ご存知の方いますか?

全部ね、レストランってくくりでいろいろメニューを出してきてたんですよ。前菜、スープ、メインディッシュ、デザートっていうのがあってですね。だから今日、食事をしながらライブを見られるというのは理想的というか、レストランシリーズからするとかなりいい場所ができたんですけど。

今日はそのDVDのメニュー画面の曲をやろうと思います。1回もやったことないんですけど。」

ということで6曲目はレストランメドレー。

レストランシリーズのメニュー画面のBGM用の曲。チャットモンチーは毎回、メニュー画面のためだけに、CD未収録の新曲を作っていました。それがライブで初披露となりました。

このメドレーではクミコンがドラムセット、えっちゃんがGIBSONの335かな?、あっこもエレキベース(ここまではアコベかアップライト)に持ち替えて、エレキ化。

もちろんライブで初めて聴きましたが、このメドレーも良かったです。えっちゃんがギターソロを間違えて、苦笑いする一幕もありました。

音数も少ないし、編曲もとてもシンプルですが、逆にチャットモンチーのグルーヴの最もコアの部分が見えた気がしました。

クミコンのドラムはやっぱ凄い!手数は少ないのに、独特のノリと揺らぎがあって。

そこに重なってくるあっこのベース。それだけで十分に聴けるグルーヴが成立してます。

エレキ化したまま7曲目に「LOVE is SOUP」。



「LOVE is SOUP」のあとのMC。

クミコン「このへんで久々の曲をやりたいと思います。デビューして5周年なんですけど、この曲やってたのは3年前…」

あっこ「あまりに曲を置いてきぼりにしすぎて、ちょっと歌詞を変えたいなと思って、最後の方の歌詞を変えてますので。」

という紹介から演奏されたのは「メッセージ」。

『耳鳴り』に収録されてるのとは違い、アコースティックにアレンジし直されたものでした。

この曲も個人的には初めてライブで聴きました。アコースティックですが、いつものダイナミズムを感じさせる演奏でした。



ラスト2曲は、音数は少ないけど、完璧に音が配置された演奏だと思いました。

なんというか、ロックって歴史の終わりを迎えてしまった感があるけど、テクニックや理論に走ったり、ポストな方向を突き詰めなくても、まだまだギターとベースとドラムセットで、四分音符と八分音符の組み合わせだけで新しい音楽が生み出せるのではないか。そういう気持ちになりました。

僕の中では、こういう未来を感じさせてくれる数少ないバンドです、チャットモンチーは。



アンコールでは、最初にえっちゃんが1人で出てきて、「また、近いうちに」を演奏。

これはこれで良かったんだけど、やっぱりチャットモンチーは3人の関係性とグルーヴあってのものだなと。

最後は「バスロマンス」で、およそ80分のステージが終了。



…2ndステージへ続く!

橋本・F・高橋(2010年11月11日・吉祥寺弁天湯) [ライブレポート]

2日前に続いて、チャットモンチーの変名バンド、橋本・F・高橋の通算3回目のライヴ。今日は「風呂ロック」というイベントですが、その名のとおり吉祥寺の弁天湯という銭湯が会場でした。

橋本F高橋以外の出演者は、桜井秀俊(真心ブラザーズ)さんとPredawn。出演順は、Predawn→桜井秀俊→橋本F高橋でしたが、桜井さんの時にクミコンがパーカッションとコーラスとして3曲参加。

太田裕美「木綿のハンカチーフ」
かぐや姫「なごり雪」
テゴマス「夏への扉」(桜井さんが楽曲提供)

の3曲を演奏しましたが、ものすごいハイクオリティー!ちなみにユニット名は「チェリーハイ」というそうです。



橋本・F・高橋
2010年11月11日
吉祥寺弁天湯
(風呂ロック)

セットリスト
1,橋本・F・高橋のテーマ
2,ツマサキ
3,バスロマンス
4,ハイビスカスは冬に咲く
5,染まるよ
6,風
7,素直
8,東京ハチミツオーケストラ
9,ここだけの話
10,橋本・F・高橋のテーマ



今日、桜井さんのMCで知ったんですが、橋本・F・高橋の元ネタは藤子・F・不二夫なんですね。気づかなかった…。入場SEとえっちゃんのベレー帽の意味がわかりました。

今日もドラえもんの曲が流れるなか、3人がステージへ。今日の衣装は3人ともTシャツで、えっちゃんはすだちくん、あっこはTOKYO MOOD PUNKS、クミコンはハットリくんの顔と「パーマン」という文字がプリントされたもの。えっちゃんは今日も紺色っぽいベレー帽をかぶっていました。

まずは一昨日と同じく、橋本・F・高橋のテーマからスタート。前回よりも洗練されてきたというか、こなれてきた感じがしました。



クミコン「テーマソングなんて作っちゃいましたね。橋本・F・高橋の初めてのオリジナル曲です。次からはカバー曲になりますけども、皆さん最後までお楽しみください。」

えっちゃん「(申し訳なさそうに)あのー……帽子脱いでいい?」

クミコン「いいよ!そんな厳しい規則とかないから。」

えっちゃん「今日、なんかおでこのあたりがゾワーっとする。」

ということで、この時点で帽子をとってしまいました。



「ツマサキ」「バスロマンス」と続きますが、このへんの曲は以前からアコースティックでやってるからか、他の曲に比べると安定してます。

あと今日はMCが長めで、曲間には何かしら話していました。クミコンはちょっと酔っぱらってたし(笑)



5曲目の「染まるよ」。ここであっこがキーボードへ。クミコンは鉄琴をはじめとしていくつかのパーカッション。

新しいアレンジでの演奏でしたが、元々のアレンジとはかなりイメージが変わります。元々、演奏的には音数の少ない曲ですが、新バージョンも音数はかなり少なめです。

えっちゃんの突き抜けていくような伸びやかなボーカルを、必要最低限の音が優しく支えていて、音的にはスカスカなはずなのに、不思議な一体感と支配力があります。

「染まるよ」ってアコースティックバージョンでやりやすそうな曲だと思うんですが、自分が想像できるアコースティックバージョンとは全く違った演奏でした。完全に自分の想定を超えていて、あぁチャットモンチーのこういうところが好きなんだと、改めて感じた演奏でした。



6曲目に「風」。アレンジは顔 to 顔ツアーの時に近いですが、あっこがiPhoneではなくキーボードを使用。そのせいか、ツアーの時よりもグルーヴ感のある演奏でした。

7曲目「素直」。クミコンがクラリネットを演奏するので、セッティングに少し時間がかかります。

クミコンが「これからしんみりした曲やるのに、もうテンション上がってしまって(笑)」なんて言ってましたが、クラリネットのチューニングの時に何回も笑ってしまい、なかなかチューニングができてませんでした。

その時間を埋めるために、あっこがえっちゃんに「なんか喋って」と言います。

えっちゃん「……元気ですかぁ…?」

あっこ「はっきり言えることは、あなたよりみんな元気です(笑)」

こんな緩い感じから始まった「素直」ですが、演奏が始まると圧巻でした。この曲はえっちゃんのボーカルがとにかく凄いです。

Predawnの独特な雰囲気の声も、桜井さんの人間性がにじみ出たボーカルも素晴らしかったんですが、えっちゃんの声量と高音もやっぱり凄いです。

無理せず高音を出していて、さらに銭湯だからナチュラルにエコーがかかって、その場の隙間を全て埋めつくしてしまうようでした。



その後は「東京ハチミツオーケストラ」と「ここだけの話」。この2曲はまたモードが変わって、グルーヴのある演奏でした。

橋本・F・高橋のライヴを見て、アコースティックなのにむしろロックバンドとしてのチャットモンチーの魅力が浮き彫りになりました。(少なくとも僕にとっては)

これを書き出すと長くなりそうなので、それはまた別の話で。

橋本・F・高橋(2010年11月9日・下北沢440) [ライブレポート]

橋本・F・高橋
2010年11月9日
下北沢440

セットリスト
1,バスロマンス
2,ここだけの話
3,ツマサキ
4,素直
5,サラバ青春
6,東京ハチミツオーケストラ

Encore
7,チェリー



チャットモンチーの変名バンド、橋本・F・高橋(ハシモト・エフ・タカハシ)。今年のFUJI ROCKに続いて、2回目のライヴです。

このバンドは基本的にチャットモンチーの曲をアコースティックで演奏するんですが、テンションも緩い感じです。

橋本F高橋以外の出演者は、星羅とKAT。橋本F高橋の出番は最後でした。



オープニングSEは、オルゴールっぽい音で演奏されるドラえもんの曲。静かに聞き入るオーディエンス。あっこが「シュールすぎる(笑)」と言うと、会場も笑いに包まれます。

えっちゃんは赤いベレー帽をかぶっています。チャットモンチーの時よりも3人とも素が出てるのか、表情が柔らかいです。(チャットモンチーの時、トゲトゲしてるというわけじゃないけど)



まずは、橋本F高橋のテーマ的な曲を演奏。歌詞は「遊びじゃないのよ♪真面目じゃないのよ♪」「橋本・F・高橋、呼ばれて飛び出てババンバン〜♪」みたいな感じで、曲調も楽しげで、このバンドのコンセプトがよく出てると思います。

あっこ「どういうバンドかわかっていただけたと思います。そんな、マジで見るバンドじゃないですから(笑)」

クミコン「遊びじゃないのよ言うてますからね。遊びじゃないくせに、真面目じゃないのよって、どっちやねん(笑)」

と、メンバー自身も言ってました。



クミコン「じゃあ、真面目な曲やろか。」

あっこ「90年代の大ヒットソングをやりましょうか。」

クミコン「90年代が生んだあの名曲。…バスロマンス。」

橋本F高橋のテーマに続いて演奏されたのは「バスロマンス」。

『表情』のDISC2に入っているのと、ほぼ同じアレンジ。演奏後には「これは別バンドがやってる曲でしたね。」「カバー曲ということでしたね。」なんて言ってて、チャットモンチーとは別人という設定みたいです。



2曲目には「ここだけの話」。

クミコンはタンバリンを演奏。一聴すると複雑なアレンジがしてあるわけじゃなく、ロックバンドのやってるアコースティックバージョンて感じなんですが、徐々に独特の揺らぎのようなものが生まれてきて、改めて良いバンドだなぁと。正直、チャットモンチーのアコースティックで、こういうグルーヴが聴けるとは思ってなかったので。



「ツマサキ」の前に、あっこがアップライト・ベースのセッティングを始めます。

えっちゃん「あっこちゃん、これ、初披露…」

あっこ「そういうプレッシャー、やめてくれるかな。」

えっちゃん「あっこちゃんじゃなかった、Fだった(笑)」

というやり取りもありつつ、この曲ではあっこが初めてアップライト・ベースを導入してました。

アレンジは去年の洗濯し申すツアーの時とほぼ同じですが、やはりベースの音には丸みがあって、より全体がアコースティックな雰囲気になります。



今日は客席から見て、左にえっちゃん、中央にあっこ、右にクミコンという位置で演奏してました。「ツマサキ」演奏後に、えっちゃんの「ちょっと、位置変更します。」という声から、位置と楽器を変更。あっこが左、えっちゃんが中央になります。

楽器はあっこ:ピアノ、クミコン:クラリネット、えっちゃんがマイクのみになり、始まったのは「素直」。この曲、ライヴで聴くの初めてです。

これまでの曲とは変わって、演奏的には音数が少なくスカスカなんですが、そのぶん曲の強さ、えっちゃん1人だけではないチャットモンチー3人の歌心が感じられます。



「素直」に続き、クミコンがクラリネットを鍵盤ハーモニカに持ち替えて演奏されたのは「サラバ青春」。

この2曲は、それまでの緩やかに揺れながら聴く感じとは違って、聴き入ってしまいました。おそらくあの場にいた人のほとんどがそうだったと思いますが。



最後の曲は「東京ハチミツオーケストラ」。

これが凄かった。クミコンがスタンドに立てたボンゴ(だと思う)を叩き、全体的にパーカッシヴに進んでいきます。かといって民族音楽っぽさを強く感じさせるわけではなく、モダンでポップなんです。

イントロとAメロは心地のよいポリリズムなんですが、そこからサビになると一気にロック的なうねりが生まれて、バラバラだった音がひとつの塊になっているような印象を受けました。

ギターソロの部分も、その塊がバランスを保ったままほどけていくようで、本当に秀逸。



「東京ハチミツオーケストラ」のあとには、最初と同じく橋本F高橋のテーマ曲を歌ってから退場していきました。歌詞は最初と変わって、「橋本・F・高橋、本日これにてバイバイバイ♪」みたいな感じ。



アンコールではこの日の出演者が全員登場して、スピッツの「チェリー」を演奏。

チャットモンチーのアコースティック、予想以上に素晴らしかったです。ロックバンドのアンプラグドって、だいたい予想通りの場合が多いけど、チャットモンチーは普段と違う曲の一面を見せてくれて、改めて素晴らしいバンドだなと。

ただ単にアコースティックでまったりやりました的な感じじゃなく、アコースティックでしか出せないグルーヴや歌の引き出し方をしていて、なんかめちゃくちゃ感動しました。

前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。